探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 由紀子の事件簿 エピローグ

こうして事件は解決した
私はもっさんと共に高田桃子の墓前を訪れた

もっさん:
結局、医療ミスの原因も薬品の横流しにあったようだ・・・

由紀子:
なるほど・・・

もっさん:
当時、薬品の横流しを始めたばかりの柏木は薬品をくすねるために手術で使用する麻酔の量を少なくした・・・
それで、帳簿上の帳尻を合わせようとした訳だ・・・

由紀子:
その結果、ミスに繋がったと言う事なのね・・・

もっさん:
ああ・・・
あのコ悪党の柏木だって最初から悪人だったわけではない

由紀子:
ああ、それは聞いたよ
教授になるために金が必要だった時にあの明治組の小沢に声をかけられた・・・

もっさん:自分の人生が数時間の悪事で変わる・・・
まったく怖いやら虚しいやら・・・
私等警察官の中にさえ札束をぶら下げられれば、悪事に手を染める者もいるかもしれない・・・

由紀子:
そうね・・・
だけど、もっさんがそうだとは私には思えないけどね

もっさん:
おっと・・・そろそろなんじゃないか・・・

由紀子:
そうね・・・
ここね・・・

もっさん:
ふもっ!
被害者の死をいつくしむ者は私達だけではないようだね・・・

由紀子:
ええ・・・

私が墓に花を添えようとした瞬間、メールの着信音が響いた

もっさん:
それは被害者の携帯だな
まだ持っていたのかい?

由紀子:
ゆうひにきいたらもう必要ないと言うからね・・・
ここに添えようと思ったんだけどね・・・

そういいながら私はメールのメニューを操作した
インターネットを経由した差出人不明のメール・・・
調査中何度も送られてきた相手からのものだった

もっさん:
どうした?

由紀子:
いや・・・何でもないわ・・・

考えてみれば、私にとってこの事件はこのメールから始まったようなものだったように感じる・・・

もっさん:
しかし今、何故桃子の携帯電話が鳴るんだ?
事件の事は関係者はみんな知ってるはずだけど・・・

由紀子:
そうね・・・
まったく不思議ね・・・
もしかしたら高田桃子からかもね・・・

もっさん:
やめてくれよ、私はそういう話は好きじゃないんだ!

由紀子:
ウフフ・・・
もっさんは相変わらずこういった話は嫌いみたいね・・・

そういいながら私はゆっくりとボタンを操作するとメールの内容を表示させた
すると、ソコには・・・
「ありがとう」

由紀子:
もっさん、「ありがとう」だってさ・・・

もっさん:
姉御!
ブラックジョークはヤメテクレヨ!
・・・・・・
ん・・・、姉御?
・・・どこに行くんだい?

由紀子:
・・・・・・
私もお礼を言いに行こうと思っただけよ・・・

もっさん:
ん?
お礼を言いに?

私は文永大学へ向かった
私もメールの差出人に一言お礼を言わないとね

月島:
あら、神宮寺さん・・・
どうしたんです?
事件は解決したはずじゃ・・・

由紀子:
ええ・・・
メールの差出人に返事を言いたくてね

月島:
えっ・・・

由紀子:
私の方こそ助かったよ
ありがとう・・・

そい言い私は、文永大学病院を後にした

さあ事務所へ帰ろう・・・

瞳:
姉御、おかえりなさい
事件は無事に解決したみたいで良かったね

由紀子:
まぁね・・・

瞳:
珈琲でもいかがです?

由紀子:
すまないね・・・
・・・・・・
姐さん・・・

瞳:
はい~?

由紀子:
ありがとう・・・

瞳:
何を改まってるんですか~

由紀子:
いつも世話になってるからね

瞳:
好きでやってる事ですから~

由紀子:
姐さんのそういうところに、いつも助けれられてるのよ
ありがとう・・・



美緒:
あら~もっさん、いらっしゃい

もっさん:
事件が解決した事だしね

美緒:
でも今日は望は居ないですよ?

もっさん:
実はあのコチョット苦手・・・

美緒:
若さで押してきますものねぇ

もっさん:
一山終えた時はゆっくりと静かに飲みたいからね・・・
ある意味丁度良いタイミングだったかな

美緒:
そんな事行ったらあのコ泣いちゃいますよ?

もっさん:
ソレは困る・・・
後が大変だから・・・

美緒:
でもたまにはこうしてゆっくりと二人で飲むのも悪くないわね

もっさん:
じゃあ・・・
ギムレットを

美緒:
早すぎる方でいいのかしら?

もっさん:
そうだな・・・早すぎるギムレットを

美緒:
今日は私も一緒に飲もうかな・・・

もっさん:
では事件解決と被害者の無念を晴らせた事に・・・
乾杯

美緒:
乾杯

もっさん:
因果なモノでね・・・、刑事何ていう仕事をしていると
善悪、生き死にに関係なく人と関わっていく・・・

美緒:
でも・・・
嫌いじゃないのよね?刑事と言う仕事は・・・

もっさん:
嫌いじゃないんだよ・・・困った事に・・・
出会いと別れはいつも表裏一体・・・

美緒:
もっさん・・・
こんなとき、フランス語にはいい言葉がある
フランス人はどんなことにもうまい言葉を持っていて、その言葉はいつも正しかった
さよならをいうのはわずかの間死ぬことだ・・・ってね

もっさん:
長いお別れ・・・だね

美緒:
ええ・・・
今日は二人でゆっくり飲みましょ

もっさん:
美緒・・・
私や姉御達の優しい止まり木で居てくれて
ありがとう・・・

探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 由紀子の事件簿 完



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探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 由紀子の事件簿 第25章 事件解決へ

もっさんがボン太クンへと華麗に変身を遂げた

さぁ捜査の再開だ!

由紀子:
さて私も行きますか

私は犯人が待っているであろう殺人現場へ向かった
おそらく犯人はそう簡単に罪を認めようとしないだろう・・・
しかし私には犯人を追い込むだけの情報と証拠がある
それに目撃者も居る
私は事件のことを思い返しながら暗くなった道を歩き続けた・・・

柏木:
おい!
どこに居るんだ!
おい・・・
よりによってこんなトコに呼び出すとは・・・
何の用事なんだ
おい!どこにいるんだ!

まだ、樹木の裏に隠れた私には気づいてないようね
私が柏木の様子を見ていると
後ろで物音が聞こえた・・・
あわてて振向くとソコにはボン太クンの姿があった

由紀子:
なんだもっさんか・・・

ゆうひ:
驚かしたようですまない、
こっちは上手く言った
と言っております

由紀子:
ではさっさと終わらせるかな
高田桃子と悲しみ苦しんでいる人達のためにも

私は静かに柏木に近づき声をかけた

由紀子:
残念だけど取引相手は来れませんよ~
柏木きょ・う・じ・ゅ♪

柏木はあわてて振向き私の顔を睨み付けた

柏木:
な、何だと!
貴様・・・、あの時の
何故こんなトコに!

由紀子:
私がココにいる理由か・・・
ソ・レ・は~
あんたを捕まえるためよ

柏木:
何だと!
・・・どういう意味だ!
探偵だかなんだか知らんが事としだいによっては名誉毀損で訴えるぞ!

由紀子:
・・・では、ズバッと言っちゃおう
アナタが高田桃子Oさんを殺害した犯人だ

柏木:
何だと!?

ゆうひ:
あの人語彙が少ないですね

柏木:
フン、馬鹿な事を!
そもそも何でこの私が患者の高田桃子を殺さないといけない!

由紀子:
アナタは緯線に高田桃子を手術したと言っていた

柏木:
ああそうとも!
だからなんだね?

由紀子:
アナタはその手術でミスを犯した
その結果m高田桃子さんの体にひどい後遺症を残してしまった・・・
アナタは主治医の特権を利用してその事を高田桃子には伝えなかったようね・・・

柏木:
バカな・・・
誰がそんな事を言ったんだ!

由紀子:
生前、」高田桃子を診察した医師がそう証言した

柏木:
診察した医師?
まさか・・・月島君が・・・

ゆうひ:
言質出ましたね、もっさん

由紀子:
月島澄子ではなく・・・
高田桃子が新しく通う予定だった、中野医院の中野医師から聞いたことだ
しかし、さっきの言い方からすると・・・
やはり月島澄子も手術ミスの事は知っていたようね

柏木:
・・・・・・

もっさん:
ふもふもふも~

ゆうひ:
見事に墓穴掘りましたね~

なるほど・・・

由紀子:
そして・・・、アナタは医療ミスのことを知った高田桃子に強く責められた
それが直接の動機だ

柏木:
・・・・・・・・・
仮にソレを認めたとしよう・・・
しかし・・・

由紀子:
認めるんだ
そんなkとは調べればすぐに分かる事だ

柏木:
ぐっ・・・
しっ・・・しかし。だからといって医師である私が殺人だなんて・・・
そもそも証拠はあるのかね!
新聞には犯人はここで高田桃子を殺したという事が書いてあったぞ!
だったら!目撃者が一人ぐらい居ても当然じゃないのかね!

由紀子:
ホームレスはアナタの事を見ていたんだよ

柏木:
だったら!何故そう証言しないのだ!

由紀子:
ホームレスが証言しなかったのは
あなたが逮捕されると
自分達の生活に影響するからだ

柏木:
何だと?

ゆうひ:
あの人教授なのに語彙が少なすぎますよねぇ

もっさん:
ふも~

ゆうひ:
ですよね~

柏木:
何が影響するというんだ!

由紀子:
アナタはホームレス達の援助活動の指揮をしていた
だから、アナタが居なくなると票稼ぎである援助活動が打ち切られる
ホームレス達はそう考えた
彼等は外からは思いもつかないくらい仲間意識が強い
自分が困るのは甘受出来ても仲間が困るような事は出来ないの・・・

柏木
:フン!くだらん!
だからなんだというのかね!
みんなお前の妄想の話じゃないのか!

由紀子:
それなら本人に聞いてみようか?

柏木:
!!

もっさん:
ふも~ふもふもふも

ゆうひ:
言われた通りちゃんと連れ来たと言っています

由紀子:
すまない・・・
加藤さん、出てきてくれないかな?

私がそう言うと、後ろの木立の影から歩み出てきた

加藤:
俺皆が困るから黙って様と思ってた・・・
けど・・・やっぱり許せねえんだ

由紀子:
加藤さん、あの夜高田桃子さんを殺したのは誰なの?

加藤:
柏木さん、アンタだ!
アンタはあの夜あの女の首を絞めていた!

もっさん:
ふもふもふも~

ゆうひ:
間違いなんだなと言っております

加藤:
見間違うもんか!
あの夜からアンタとあの女の顔が変わりばんこに夢に出てくるんだ
街頭に照らされたあんたの顔が・・・

由紀子:
これでもまだシラを切るつもりか?
柏木教授・・・

もっさん:
ふもふもふもふもふもふ~
ふもふもふもももも~

ゆうひ:
悪い事は言わない、無駄な事はやめろ
ヤクの横流しの嫌疑もかかっていると言っています

柏木:
私は・・・

由紀子:
アナタは彼女を殺して全ての決着をつけようとしていたのかもしれない
しかし、彼女の彼氏や友達や家族はどうなる!
アナタのくだらない社会的体裁の為に殺された高田桃子は・・・
医師のあなたならわかっているはずよ
人の命の重みくらいは・・・

柏木:
私が・・・やりました・・・

こうして事件は解決した
だが事件が解決しただけだ・・・
ただそれだけだ・・・
無くなった高田桃子は帰ってこない・・・
それが・・・殺人事件だ・・・



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探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 由紀子の事件簿 第24章 新宿中央公園

スコッチからの連絡も入り、全てのピースが揃った
あとは最後の詰めだけだ

さぁ!捜査の再開だ!

由紀子:
姐さん、どうやら最後の詰めの時が来たようだ
行って来るよ

瞳:
姉御・・・、頑張ってください

由紀子:
それで姐さん・・・
何とかもっさんを捕まえて私の携帯に電話をかけるように伝えてはくれないか?

瞳:
わかりました

由紀子:
頼んだよ

私は足早に事務所を出てこの事件の最後の舞台へと向かった

私は新宿中央公園に着いた
この先の現場でようやくこの事件は終わりを告げることだろう
しかし、今はもっさんを待たないと・・・

姐さんのおかげで、何とかもっさんと連絡を取ることが出来
ここで待ち合わせをする事になったんだが・・・
新宿を取り締まる淀橋書はこれからが忙しくなる頃だろう・・・
大丈夫だろうか・・・
不安に駆り立てられたとき後ろから微かに足音が聞こえた
振向くとそこにはもっさんの姿があった
よし、全てが予定通りだ・・・

もっさん:
待たせたな

ゆうひ:
お待たせしました

由紀子:
犯人の逮捕に行きましょう

もっさん:
では・・・、全てが解ったんだな?

由紀子:
ええ・・・、犯人も呼び出したしね・・・

もっさん:
そんな簡単に犯人は来るのか?

由紀子:
犯人は必ず来ます

もっさん:
ふもっ!
ところで犯人は誰だったんだ?

由紀子:
柏木教授よ・・・

もっさん:
ナント!
私にはさっぱりわからん・・・

由紀子:
大丈夫よ
詳しくは後でちゃんと話すから

ゆうひ:
私にも聞かせてくださいね~
途中経過がさっぱりわからないんで

もっさん:
じゃ・・・、行くか・・・
とその前に・・・、これを着ないとな

ごそごそ・・・

もっさん:
ふもっふ!

もっさんはボン太クンを着込んだ!

ゆうひ:
ボイスチェンジャーの感度良好
内部通信オールグリーン!
ボン太クン出動します!

もっさん:
ふも~!

ゆうひ:
準備完了といっています

由紀子:
その前に目撃者を呼んで欲しいの

もっさん:
ふも!
ふもふもふも~!

ゆうひ:
目撃者が居たのか!と言っております

由紀子:
ああそうだ・・・

私はボン太クンに目撃者の名前を告げた

ゆうひ:
なるほど
取り合えず連れてくればいいのね?

由紀子:
ええ・・・
私は先に現場で犯人の様子を見てきます

ゆうひ:
用心してくださいね?

由紀子:
大丈夫よ

ボン太クンとゆうひは闇が支配する新宿公園の中を走っていった

今回の捜査はここまで

美緒:
なんか今日もお客さんが少ない気がしますね~

望:
週の真ん中だからねぇ

美緒:
それでも今日は特に暇な気がするよ

望:
暇な時には微妙なネタを・・・
・・・
・・・・・・
ダニー、グレック生きてるか?
あぁ、なんとかな!
上からくるぞ気をつけろ!
コッチだ越前
ナンダこの階段は?
とにかくいってみようぜ
せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!
こうして越前耕介はクリムゾンを手に入れた
しかし今デスノビスが放ったモンスターが
越前に襲い掛かる
デスクリムゾン

美緒:
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
よく知ってるわね・・・
伝説のクソゲーのオープニングを・・・

望:
でも扉は一つしかない上に赤くないんだよ~

美緒:
誰からの情報よ?

望:
もっさん!

美緒:
あの人は・・・

望:
他にもサファール温泉!

美緒:
もっさんからなの?

望:
そう!
全部デスクリムゾンネタだよ

美緒:
忘れてしまいなさい!

望:
コンバット越前はインパクト強すぎだから!

美緒:
悪夢を見そう・・・

望:
お客が来るぞ!気をつけろ!

美緒:
ナンダこのシケタ客は!?

望:
何だかんだ言って、応用してるよね

美緒:
シマッタ!

と言うわけで次回を待て!




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探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 由紀子の事件簿 第23章 探偵事務所

中野医院で高田桃子の病気に関する新たな情報を得た
しかし携帯に送られてくる謎のメール・・・
一体誰が何のために送ってくるのだろうか・・・

さぁ捜査の再開だ!

ようやく事件の粗筋が見えてきた・・・
一度事務所に戻りましょう・・・

由紀子:
ただいま~

瞳:
おかえり~
ただいま~

由紀子:
さて・・・
私の読みが当たっていれば
じきに事件は解決できるだろう

瞳:
そうですか
それは良かったです

由紀子:
犯人は既に分かっているのよ
でも、罪を認めさせるためには、全ての要素を明らかにしておかないといけない・・・

瞳:
そうですね・・・
今のうちに事件の整理をしておく方がいいですね

由紀子:
だけど、高田桃子の携帯にメールを送ってきた人物は未だに不明なのよ・・・
今までに得た情報を総合すればその人はおおよその見当はつくわ

瞳:
それではその人を見つけ出すのですか?

由紀子:
いや、そのつもりは無いわ
私は警察じゃないからね
それにおそらく、その人は自責の念に駆られてした事だと思うの
そんな人をこれ以上責めるつもりは無いわよ・・・

私は深いため息一つ付きゴロワースに火を灯す

由紀子:
犯人に罪を認めさせるにはコチラから仕掛けないといけない・・・
でもそれにはまだ一つ足りないものがあるのよ

瞳:
ソレは何です?

由紀子:
電話よ・・・
そろそろかかってきてもいいはずなんだけど・・・

PIPIPIPI・・・
どうやらその電話が来たようだ

もっさん:
もしもし姉御
さっきの件だが・・・
やはり小沢の仕業だったようだ・・・
詳しい話はスコッチから聞いてくれ、今変わるから

スコッチ:
もしもし・・・
さきほどの件・・・
小沢の野郎にロンリコを胃に流し込んでやったら吐きましたよ
兼ねに目がくらんで文永大学病院の医者から例のヤクを仕入れていたようで・・・
マッタクお恥ずかしい限りで・・・

由紀子:
やっぱりそうだったのね

スコッチ:
もっさんには迷惑をかけてしまいましたよ・・・
神宮寺さんにも迷惑をかけまして本当にスイマセンでした・・・

由紀子:
その事なんだけど・・・
もう一つ頼みたい事があるんだけど・・・

スコッチ:
神宮寺さんのおかげで事が大きくなる前に見つける事が出来たんですから
この今泉お手伝いさせていただきます

由紀子:
そんな大した事じゃないんだけど・・・
その医者とつるんでいた小沢・・・
まだ無事?

スコッチ:
今のところは・・・

由紀子:
それなら小沢に一本電話をかけるように頼んで欲しい

スコッチ:
お安い御用で
しかし何でまた?

由紀子:
それは・・・

私は今泉に電話をかけさせる相手とその内容を告げた

スコッチ:
それだけで?

由紀子:
あぁ頼むよ

スコッチ:
わかりました
今度、ウチの事務所のほうに寄ってもらえませんか?
このままじゃアタシらも気がおさまらないもので・・・
それではもっさんに戻します

もっさん:
もしもし、姉御
次の一手で全てが終わるのか?

由紀子:
おそらくね

もっさん:
では後で・・・でいいんだよな?

由紀子:
えぇ・・・また後でね

これで最後の準備は整った・・・

由紀子:
それではこの事件を終わらせに行くよ・・・

瞳:
気をつけてね~


今回の捜査はここまで

もっさん:
ゆうひ!どうだった?

ゆうひ:
組長が少年課にカチコミに行きましたよ~

もっさん:
これで一件落着かな?

ゆうひ:
組長が戻ってきましたよ~

組長:
吐かせてきたぞ!
受付やってるアンポンタンが、彼女の為にサプライズをするのに持ち出そうとしたらしい

もっさん:
量産型の方は申請書出せばレンタルできるのに・・・

ゆうひ:
取り合えず私がシメて来ますね
私の傑作品のボイスチェンジャーを勝手に使用しようとした罪はその身で償わせますから

もっさん:
もしかして・・・
奥歯にボイスチェンジャー埋め込む気?

組長:
あのアンポンタン、受付だからな~

もっさん:
ふもふもしか言えない受付・・・
殴るね!間違いなく!

ゆうひ:
ふもふも何て言わせませんよ~
ポニポニ言わせますから!

もっさん&組長:
・・・・・・
・・・・・・・・・
ぽにぽに?

ゆうひ:
人気は出ないでしょ?

もっさん:
ふもっふ!

組長:
ガハハハ!
そういや、交通安全週間は二人で着るのか?

ゆうひ:
ええそうよ
私が通訳として一緒にいますけどね

と言う訳で次回を待て!

探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 由紀子の事件簿 第22章 中野医院

桃子の携帯に送られてきた謎のメール
ソコにはどこかの住所が書かれていた・・・

さぁ捜査の再開だ

私は謎のメールに書かれてた住所の辺りへやってきた
ソコには一軒の病院が建っていた
病院の看板には「中野医院」と書かれている
しかし・・・、ココには何がると言うの?
私は予感にも似た期待を感じながら病院の中に入った

建物は古いみたいだけど清潔な病院ね
待合室には患者の数も多い
おそらく優秀な医者が経営しているのだろう

受付の看護婦が私を不信名を見るような目で見ている・・・
ある意味この場にはそぐわないけどさぁ・・・

由紀子:
私こういうものでして、警察に依頼されて高田桃子さんの事件を調査しています

看護婦:
え、警察に雇われた!

由紀子:
はい、ですのでお話を伺えないでしょうか

看護婦:
高田桃子さんですね、確かに一度ウチに来られたみたいです

由紀子:
高田さんの病気の事等を知っている先生は居ますか?

看護婦:
ええ
ウチには先生は一人しか居ないので、
患者さんの事なら中野先生がご存知だと思います
奥へどうぞ

私は看護婦に案内されるまま、診察室へ向かった

由紀子:
探偵の神宮寺です
ある事件の事で・・・

中野:
あなたの事は受付の石井さんから聞きましたよ
警察の依頼で高田さんの事を聞きたいんですね

由紀子:
それなら話が早い
早速ですが高田桃子さんの事を聞かせてください

中野:
確かに、高田さんなら数日前にお見えになられました・・・
こんな事は言いたくないのですが、あれは病気とはいえません・・・
はっきり言って、医療ミスによるものです

由紀子:
!!!

中野:
高田さんは確かに心臓病疾患を患っておりました
でも、それ自体は簡単な手術で治るものだったはずです
それがあそこまで悪化したのは何年か前に行ったという手術で、
執刀医が何かしらのミスをしたとしか考えられません・・・
もちろん、こっちでもいろいろと診察をして調べたのですが・・・
やはり・・・

由紀子:
ふ~ん

中野:
どこで施術をしたのかという質問に高田さんは答えてはくれませんでした
こんな事はちゃんと明るみに出した方がいいと思ったんですが・・・

由紀子:
協力ありがとうございます

中野:
ああ、そうだ
今思い出したのですが
先日、受付の河合さんが高田さんの事を聞きに来た人がいたと言っていましたが、
その方もあなたのお仲間の人ですか?

由紀子:
・・・?
いやいや、今日ココの事を知ったばかりですよ
それはどんな人だったのか聞かせてもらえますか?

中野:
あいにく、河合さんは今日お休みなので詳しい事は分かりませんが・・・
女性だったと聞いておりますよ

由紀子:
女性ですか・・・
そうですか、どうもありがとう

ここで聞けることは全て聞けた気がした
一度事務所に戻ろう

今回の捜査はココまで

ゆうひ:
もっさん・・・
もっさんの読みどおりピーポ君の中に隠されていました

もっさん:
ふもっ!
笑ってもいいのかな・・・
隠せる場所自体が少ないからねぇ~
ボン太クンは

ゆうひ:
ですね~

もっさん:
そうすると・・・
近日ピーポ君を動かすようなイベントってあったか?

ゆうひ:
チョット待ってネェ~
交通安全週間と、資材倉庫の虫干しがありますね

もっさん:
交通安全習慣だと回収出来るポイントはピーポ君を署から入口横に移動する間だけだな

ゆうひ:
リスクが高い上に隠す先がアリマセンねぇ~

もっさん:
虫干しの時なら・・・

ゆうひ:
チャンスがより多いですね!

もっさん:
鍵を借りたのは交通課以外もいたよな

ゆうひ:
今回の虫干しを指揮するのは
少年課ですね

もっさん:
組長に連絡を入れてこう言って欲しい
「ゴクツブシ共がボン太クンを隠した可能性が高い!」ってね

ゆうひ:
分かりました
元少年課の刑事さんですからね組長は

もっさん:
これで見つかってくれればいいんだが

ゆうひ:
ですよね~

もっさん:
敵は内部にも潜んでいるのか・・・

もっさん&ゆうひ:
ふも~~~~

と言うことで次回を待て!




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来客
プロフィール

もっさん

Author:もっさん
数奇なDestinoに導かれ
愉快な仲間に巡りあいました

重度の腰痛持ちの突撃隊長
便利屋稼業に磨きがかかり
今日も愉快に暗躍してます

最近は銭湯巡りに精を出しております

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